HYBRIDS_vol11
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早生かりもりわ       せ漬物の材料としても知られる、シャキシャキした歯ごたえが特徴の、あいちの味。 シャキシャキした歯ごたえと鮮やかな緑色の果皮、白い果肉が特徴の「かりもり」は、「堅瓜」という別名を持つ夏の食卓の代表選手。「早生かりもり」は、堅瓜から派生した品種と言われ、春先から夏まで出荷されるあいちの伝統野菜で、この地方では奈良漬けに用いられる野菜としても知られています。収穫が遅れると果実にひび割れができて皮が固くなってしまうので、400g以下の幼果で収穫されます。出荷初期は漬物加工業者への出荷が主となりますが、最盛期を迎える初夏以降はスーパーなどの店頭にも並ぶため、この夏、早生かりもりの味を楽しんだご家庭も多いのではないでしょうか。 奈良漬けのほか、しょうゆ漬け、みそ漬け、粕漬けなど、漬物として食べられることが多い早生かりもりですが、小さいものは皮がやわらかく、ご家庭で簡単に一夜漬けにできます。しっかりとした肉質のため、長期間漬け込んでも独特の歯ごたえが楽しめる点が魅力です。最近はインターネットなどでサラダや和え物、煮物などのレシピも紹介されているので、さまざまな調理法を試してみるのもおすすめです。 ところで、「ウリ」と呼ばれる野菜は比較的地方色の濃い野菜で、地方によってさまざまな大きさや形の物が栽培されています。「かりもり」も愛知県では有名ですが、全国では知られていません。つまり、早生かりもりの味を楽しめるのは、この地方だけの特権なのです。旬の時期はご家庭で調理をして、その他の時期は1年中出回っている奈良漬けなどで、明治時代から愛知の人びとに愛されてきたその香りと味をお試しください。問合せ先:JA海部東グリーンプラザTEL:0567-23-7380営業時間:9:00~17:00 定休日:水曜日http://www.ja-amahigashi.or.jp/plazaJA海部東グリーンプラザは、海部東農業協同組合が運営する産直ショップ。毎朝生産者が持ち込む、地元の畑で収穫した鮮度抜群の野菜を販売しています。紹介した早生かりもりも、ここで購入できます。かたうり

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