INDEX
WESTとEASTに分けられたエリアは、地域密着経営をより深く体現するためのもの。 エリアマネージャーの仕事は多種多様。さまざまなスタッフが、気持ちよく働くためにできること。 愛知トヨタらしい、寄り添い型の教育体制。その上で、キャリア形成を叶えるための経験を。 エリアマネージャーが考える、モビリティ社会の実現。これからの愛知トヨタに必要なコトを探して。営業マネージャートーク
今の愛知トヨタと、これからのモビリティ社会。
エリアマネージャーに聞いた、マネージャーの役割と会社の取り組み。
社員一人ひとりが輝くために、愛知トヨタができることを探っていきました。
愛知トヨタEAST 東三河北部エリア
エリアマネージャー
小笠原 義明
2005年入社
愛知トヨタWEST 名古屋西部エリア
エリアマネージャー
嶋田 淳平
2002年入社
WESTとEASTに分けられたエリアは、
地域密着経営をより深く体現するためのもの。
嶋田直近の大きな変化として、愛知トヨタWESTと愛知トヨタEASTに大別されたことが挙げられるでしょう。それぞれ8つのエリアに分けられていて、計16エリアが存在しています。私はWESTに所属し、名古屋西部エリアのエリアマネージャーを担当しています。
小笠原私はEAST側で、東三河北部を担当しています。嶋田さんとはマネージャー会議でお会いして以来ですね。店舗の営業として17年間務め、その後、エリアマネージャーを拝命したという経緯です。営業職からキャリアアップしたという方が多いのではないでしょうか。
嶋田私もいくつかの店舗で営業をしてきた経験があります。出身の販売会社の違いだけでなく、店舗がある場所の地域性という違いがあるので、さまざまな経験を持った方がエリアマネージャーに揃っているという印象です。
小笠原地域性は確かにありますね。私がいる東三河のエリアでは、地域の方々の横のつながりが強いように感じます。紹介から紹介へと発展することが多く、お客さまの声にどれだけ耳を傾けられるかを意識して働いていました。
嶋田名古屋西部エリアとなる、名古屋市中川区から以西の地域で感じることは、ご家族でのお付き合いが多いことです。「孫の代までお付き合い」ということも珍しくなく、腰を据えた営業が重要だと感じています。
小笠原地域密着経営と呼ばれますが、これは一言で言い表せるものではなく、その地域に住むお客さまをしっかりと理解し、それぞれの地域でそれぞれの施策を打つことが不可欠です。個人なのか法人なのか、車種や保有期間はどうか、こと細かく把握しておく必要があります。
エリアマネージャーの仕事は多種多様。
さまざまなスタッフが、気持ちよく働くためにできること。
嶋田エリアマネージャーの仕事は、読んで字のごとく、エリアのマネジメント業務です。担当するエリア内の多岐に渡る業務をコンサルしています。実績向上はもちろんですが、現場スタッフの要求を吸い上げ、働きやすくなるように業務改善案を実行しています。
小笠原課題があったとしても、店舗によってその解決策は異なります。仮に「忙しい」という悩みがあった場合でも、人員を増やせば解決するのか、段取りを変えればよいのか、その都度考えなくてはなりません。
嶋田私は一歩離れた位置から俯瞰的に状況を見るようにしています。広い視野でものを見ること、考え方の幅を広げることを意識しています。その上で、現場に足を運び、エンジニアや若手、女性スタッフからも話を聞くようにする。マクロとミクロ、どちらの視点も欠かせませんね。
小笠原私もエンジニアと話すことが多くあります。心がけていることは、専門的な部分や方法には口を出さないようにすること。独自のやり方やこだわりなど、触れられたくないこともあると思います。たくさんのスタッフと話をすることは、自分とは違う考え方を学ぶ機会でもあり、いつも勉強させてもらっていますね。
嶋田もちろん、営業へのサポートも大事です。私自身が営業出身ですから、相談に乗れることも多いと思っています。ぜひ、営業の醍醐味を感じてほしいですね。普段の営業活動を通じて、お客さまからの信頼や信用を得られると、どんどん懐に入れていただけます。まるで家族や親戚のように接していただけるんです。伝わりにくいかもしれませんが、「家族が増える」ような嬉しさがあり、人とのお付き合いの真髄が分かると思います。
小笠原人と人とがお付き合いをしている以上、ときにはお叱りを受けることもあります。それでもあきらめることなく、お客さまとしっかり向き合って話し続けていると、不満や不信が信頼に変わっていき、絆が深まっていくことを感じられます。営業には、実績という数字をクリアするという面白さもありますが、お客さまとのつながりには代えがたいものがありますね。
愛知トヨタらしい、寄り添い型の教育体制。
その上で、キャリア形成を叶えるための経験を。
小笠原人事企画部が主導で行っている、新人研修は素晴らしいと思っています。しっかりとした研修プログラムが構築されていて、配属後もペアスタッフ制で現場の仕事の基本を学ぶことができます。特に、「社会人とはなにか」という問題定義を踏まえているので、その後の考え方や行動に明らかな違いが出てくると思います。
嶋田長年行われているペアスタッフ制は、寄り添い型の教育制度と言えますね。不安の多い新人スタッフに対して、よき相談役が任命されます。愛知トヨタらしく、相手の立場に立って、寄り添っていく考え方の表れだと思います。また、年次を重ねたスタッフに対しても、手厚い研修制度があることも特徴です。
小笠原経験を積んでいくと、営業の成績でナンバーワンを取りたい、お客さまに信頼される存在になりたい、技術を研鑽していきたいなど、自分がなりたいイメージを持つようになります。ただ、入社後すぐは、なかなか思い通りに行かず、悩むこともあると思います。それでも、教えられたことをコツコツとやれば、必ず結果が出ます。失敗と成功を繰り返しながら挑戦することで、必ず成長できます。
嶋田悩みを乗り越えていく中で成長できることは多いですね。あらゆる職種、業種、立場の方々と知り合うことは、人間形成に大きな影響を与えると思います。分かりやすく言えば、人間の幅を広げられるということです。
小笠原多くの方と付き合い、成功と失敗を重ねた方に、マネージャーといった管理職に就いてもらいたいなという思いがあります。積み重ねた経験があるからこそ、部下が働きやすく、挑戦しやすい環境がつくれるはずです。若い方々には、さまざまなキャリアを目指すために、さまざまな経験を積んでもらいたいですね。
エリアマネージャーが考える、モビリティ社会の実現。
これからの愛知トヨタに必要なコトを探して。
嶋田クルマのあり方は、どんどんと移り変わっていくと思っています。私が考えるモビリティ社会とは、人がシームレスに移動できる社会。手段を選ぶことなく、思い立った瞬間には移動という行動が実現している社会です。そのときはきっと、選択の幅が無限に広がっていることでしょう。
小笠原地域ごとでモビリティ社会の定義が変わってくるようにも思えます。地域のニーズに合わせたモビリティ社会を実現していくことが大事ではないでしょうか。そのためにも、今は、クルマをつかって生活している現状を、いかに不自由なくサポートできるかを考えています。今できることの積み重ねがモビリティ社会の実現に近づくと思います。
嶋田クルマのトレンドは、日々変わってきています。人気の車種や形状は変化し、買う以外にも借りるという選択肢もあります。トレンドに合わせるのではなく、トレンドを先取りし、エリア全体を導く道をつくることが求められています。これまでの経験だけでなく、違う分野の知識についても、アンテナを高くして取り込む必要性を感じています。
嶋田これからも激動の波が繰り返すと思いますし、クルマも劇的に変わっていくと思います。その波を乗り越えるためにも、地域で選ばれる会社であり続けたいですね。選ばれ続けていれば、きっと追随していけるはずです。
小笠原目指すところは、より楽しく仕事ができる会社でしょうか。楽しく働いていることは、お客さまにも伝わると思います。困難に立ち向かいつつも、今より楽しむ。そんな日々を多くのスタッフ、そしてこれから入社されるみなさんと過ごせることが、今からとても楽しみですね。
TALK SESSION