【石川県小松市】日本自動車博物館の貴重な展示車両【初代クラウン】
2024.02.02
石川県小松市
日本自動車博物館
昨年、2023年5月におじゃましました。
能登半島地震で施設が損傷し現在臨時閉館し
再開に向けてご準備されているそうです。
石川の皆さまにエールを贈る思いで
日本自動車博物館のトヨタ車をご紹介します。
日本自動車博物館さまに再度許可を得ています。
初代クラウン
グリーンの美しいクラウン。
初代クラウンはあらゆる博物館に展示されていますが
この色は初めて見ました。
初代クラウンは
日本初の純国産乗用車。
あまりに有名です。
しかし同じ時期に同じように国産乗用車を目指した自動車メーカーは複数ありました。
例えば
プリンスセダン
クラウンとそうでない車は何が違って
クラウンは何に優れていたのでしょう。
ふたつあると考えています。
ひとつはアジア初
大量生産時代を見越した自動車専用工場
トヨタ自動車元町工場を既に持っていたこと。
同時にあらゆる部品を供給する協力会社を幅広くつくっています。
クラウンは他を圧倒する安定した大量生産ができたのです。
そして販売網です。
車をいくら作っても売る能力がなければ
商売は成功しません。
ディーラー網を構築し売るための仕組みを確立していたのです。
トヨタ一号販売店の私たち愛知トヨタもそのひとつです。
販売の神様と言われるトヨタ創業期の
自動車界の偉人がいます。
「自動車は作るより売ることのほうが難しい」
「お客様が第一、販売と仕入れ先、メーカーが一体となって魅力ある商品を提供する」
いくら図面が引けても製造、そして販売網が整っていなければ自動車は商品として生まれることができません。
日本自動車博物館にはとても貴重な車が展示されています。
市販されることがなかった幻のスポーツカー。
試作一号車です。
ジオット キャスピタ(1989年)
エンジンの供給や販売ルート、時代背景が噛み合わず試作で終わってしまった車です。
とてもとても貴重な展示車両です。
トヨタ自動車は創業期から
製造や部品供給、販売網の大切さを認識していた。
初代クラウンの成功のポイントだと田中は考えています。
田中の愛車GR86も
何をとこで調達しどうやって売ったら成功するのか
作る人たち、私たち販売、支持いただき愛してくださるお客様がいて
86は成り立っているのだと
日本自動車博物館の貴重な車両を眺めながら感じました。
とても味わい深い時間を過ごすことができたと思い出に残っています。
石川県南部
小松市の日本自動車博物館。
能登半島地震による損傷により現在は臨時閉館中です。
被害の少ない南部が石川を支える。
そうおっしゃっていました。
日本自動車博物館
復活されたら訪れたい場所です。
貴重な自動車を見て石川の皆さまを応援したいと思います。
日本自動車博物館の開館状況につきましてはホームページでご確認ください。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は2月6日更新予定。
またねー

【愛知トヨタ小牧村中店】名前の由来が変化した車【トヨタRAV4】
2024.01.30
トヨタRAV4
かねてから掘り下げてみたいと思っていた車種です。
車名の由来がとてもユニークです。
名前は変わっていないのに
名前の由来が変化した車です。
R・A・V・4の頭文字です。
初代から4代目モデルまでは
Recreational Active Vehicle 4Wheel Drive
「遊びに活躍する四輪駆動車」というような意味です。
現行型5代目RAV4の車名は
Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive
「屈強で信頼性の高い四輪駆動車」というような意味です。
初代RAV4は
日常から遊びまで活躍する
身近な四輪駆動車として
乗用車派生のSUVの先駆けとして
世界中に衝撃を与えた車です。
プラモデルの初代RAV4に登場願います。
RAV4J(アオシマ)
一部の愛好家だけでなく
誰もが親しめる四輪駆動車として
キュートなルックスが与えられています。
RAV4L(アオシマ)
RAV4は瞬く間に
世界中で人気車種になりました。
2021年、2022年連続で世界中で一番多く売れた車種に輝いています。
2023年の資料は未確認です。
RAV4は遊びの車から
世界の実用車に成長したのです。
世界の実用車として
RAV4のお客様からの期待はとても大きく
Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive
この合言葉のもと
現行型5代目RAV4は生まれ
世界中の国民車になったのです。
トヨタRAV4
お客様からの期待と使命
RAV4の責任が大きくなり
名前の由来が変わる。
人気があるがゆえに珍しい進化をしている車です。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は2月2日更新予定。
またねー

【愛知トヨタ小牧村中店】新型クラウンの内装を味わう
2024.01.26
小牧村中店で試乗できます。
クラウンスポーツHEV
今回はクラウンの内装に注目します。
新型クラウンの外観しか語らないようではあまりにもったいない。
内装にこそ味わいや考察を楽しむことができます。
新型クラウンの商品群
すべてにおいて内装の基本構想は共通化されています。
共通化されているからこそ
車種ごとに色や素材を使い分け
キャラクターを演出しています。
今回は共通化された内装の差別化ポイント。
同じだから違いが楽しい。
そんな新型クラウンの味わいをご紹介します。
クラウンスポーツとクラウンクロスオーバーを比較してみます。
以前ご紹介したクラウンスポーツの内装です。
ドアの内張りの演出をご紹介しました。
2024年1月16日分です。
クラウンスポーツのこだわりポイント②サンドブラウン内装の色づかい【愛知トヨタ小牧村中店】
こちらはクラウンクロスオーバー。
(現在は展示していません)
クラウンクロスオーバーの内装です。
クラウンクロスオーバーのドアの内張りです。
そうです。
お気づきでしょうか。
ドアノブです。
クラウンスポーツ
クラウンクロスオーバー
共通化していまえば
明らかにコストダウンできるにも関わらず
ドアノブの色をクラウンスポーツとクラウンクロスオーバーで使い分けています。
シャンパンシルバーのクラウンスポーツ
シルバーのクラウンクロスオーバー
カーデザインというのは
形や色のひとつひとつに意味や機能が込められています。
ちなみにクラウンセダンはシルバーです。
第4のあのクルマは何色なのでしょう???
この違いにどんな狙いが込められているのか。
田中の脳では考察不能です。
考えても考えても分からない。
でも必ず意味があるのです。
今度開発の方にお話を聞ける機会を得たので聞いてみたいと楽しみにしています。
皆さまはこの色づかいの違い
どのように捉えますか。
これもまた新型クラウンの楽しみ方だと勝手に思っています。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は1月30日更新予定。
またねー

【愛知トヨタ小牧村中店中古車】プリウスαの魅力②【エアコン操作パネル】
2024.01.23
愛知トヨタ小牧村中店
トヨタ認定中古車として展示中
プリウスα
グレーメタリック(色番号1G3 )
今回は内装。
エアコンの操作パネルにスポットを当てます。
プリウスαのエアコン操作パネル。
お気づきでしょうか。
スイッチの数が少ないのです。
こちらはノアのエアコン操作パネル。
こちらはクラウンのエアコン操作パネル。
大部分を液晶タッチパネル化した車種も過去にありました。
様々なトライの結果
スイッチに落ち着いているということだと理解しています。
このプリウスαのエアコン操作パネルは
あらゆるトライの中の意欲作。
少ないスイッチで多機能をこなします。
中央のダイヤル。
液晶の設定温度表示[24.5℃]
ダイヤルを回転させ調整します。
ダイヤル自体を左に動かします。
液晶の風量の表示[1]
ダイヤルを回転させ調整します。
ダイヤル自体を右に動かします。
風向きのモード切り替え[足元]
やはりダイヤルを回転させ調整します。
見た目、省スペース、使いやすさ、分かりやすさ
自動車を使うお客様のことを真剣に考えているからこそあらゆるアイデアが出る。
このタイプのエアコン操作パネルは
プリウスα以外の車種には採用されていないと記憶しています。
あらゆるアイデアにトライし提案する。
そんなトヨタ自動車の開発姿勢をプリウスαにも感じることができます。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は1月26日更新予定。
またねー

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