【冬休み自由研究】自動車と航空機の意外な関係【愛知トヨタ小牧村中店ブログ担当田中】
2024.01.01
2024年がスタートしました。
今年もよろしくお願いします。
冬休みに自由研究の宿題が出るかどうかわかりませんが
自動車と航空機の関係をプラモデルでご紹介します。
零戦です。
日本を代表する戦闘機として知られています。
日本の自動車メーカーの多くが戦後に飛躍しました。
これは偶然ではありません。
戦後、日本は航空機の研究、製造を禁止されます。
航空機という舞台を失った技術者たちが向かった道の一つが自動車だったのです。
トヨタスポーツ800(フジミ)
ヨタハチのニックネームで知られるトヨタスポーツ800。
田中が大好きな車です。
この車の開発責任者の方は
航空機メーカーからトヨタ自動車へ。
初代クラウンの開発メンバーで
スポーツ800
そして初代カローラ
初代セリカを開発責任者として生み出します。
トヨタセリカ1600GT
自動車メーカーの多くで
開発責任者のことを主査と呼ぶそうです。
様々な分野の技術を結集し自動車は開発されます。
全体のまとめ役。オーケストラの指揮者のようなものです。
主査制度や主査のあり方を定めたのもこの開発者の方です。
名だたる名車を生み出すだけでなく
日本の自動車開発の基礎を作った
自動車界の偉人です。
元航空機技術者たちの功績は
トヨタ自動車だけでありません。
高速でカーブに突入しても
安定して燃料を供給する仕組みは
上空で360°旋回する航空機から応用されたものだそうです。
ピットインで空母の燃料供給方法を応用し
ライバルを圧倒します。
元航空機技術者が生み出した
レースで負けない車です。
たった360cc。
バイクのエンジンを応用し
限られた寸法で4人が乗れる車。
それを庶民に手が届く価格で実現する。
元航空機技術者たちの
高度な設計、金属加工技術の結晶です。
軽自動車という文化を日本に定着させた車です。
実用化は困難。
そう言われたエンジンを量産化した車。
世界で唯一のエンジンを作るメーカー。
故郷のために困難に挑んだ
開発責任者も元航空機技術者でした。
当時の日本では
今でもそうだとは思いますが
航空機を設計する技術者は特にエリート中のエリート。
理系の学生は航空機技術者を目指したのです。
彼らは航空機を禁止され
翼を奪われた時
腐らずに自動車という道で努力し
たくさんの花を咲かせたことが
今私たちが働く自動車産業の基礎を作ったのだと思います。
時代の変革期。
自動車のあり方も
自動車産業もディーラーも
仕事のやり方も
時代に合わせて変わる姿勢を持つ。
与えられた持ち場で全力を尽くす。
諸先輩方から学ぶことはたくさんあるのだと思います。
〈本日の出演〉
零戦32型(タミヤ)
トヨタスポーツ800(フジミ)
トヨタセリカ1600GT(ハセガワ)
プリンススカイライン2000GTS第二回日本グランプリ39号車(フジミ)
日産スカイライン2000GT-R(タミヤ)
スバル360デラックス(ハセガワ)
マツダコスモスポーツ(ハセガワ)
初売りは1月5日から
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は1月5日更新予定。
またねー

今年の漢字一文字【愛知トヨタ小牧村中店ブログ担当田中】
2023.12.28
年の瀬になると
一年を振り返りいろいろな思いをめぐらせるものです。
今年も様々な出来事がありました。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中が個人的な思いで
漢字一文字をチョイスしてみました。
今年話題のトヨタ車の画像とともにお届けします。
田中チョイスの今年の漢字一文字
「枠(わく)」です。
2023年5月
愛知トヨタ自動車
トヨタカローラ愛豊
ネッツトヨタ愛知
ネッツトヨタ東海
ATグループ販売会社4社がひとつに
新しい愛知トヨタがスタートしました。
従来の所属していた会社の枠を超えて
新たな気持ちで
仕事のやり方もアップグレードして
とても充実した一年でした。
日常業務や組合活動を通じて
知ってる仲間が増えたことも嬉しく思います。
今年発表の注目の新型車
クラウンスポーツ
既成概念の枠を超えた新世代のクラウンの商品群。
その中でも最も尖った印象のクラウンスポーツ。
あらゆる世代の憧れでい続ける
クラウンがクラウンであり続けるために枠を超えた進化をしていると感じます。
また世間的にはイベントも増えて
今年は個人的にモータースポーツやオフ会や車のイベントに出来る限り行き
販売とは別の枠から自動車の魅力を広める現場を学ぶことができ刺激になりました。
ブログ担当田中の今年の漢字
「枠」
枠は超えて行くもので
枠に押さえつけられたり制限されたりするものではないと感じた一年でした。
他意はありません。
有名な今年の漢字は何が選ばれるでしょう。
では良いお年を!
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は1月1日更新
冬休み自由研究を予定しています。
またねー

自動車板金修理ができるまで②【愛知トヨタ小牧村中店】
2023.12.26
自動車の板金修理
できるだけご縁がないものでありたいです。
しかしながら気を付けていてもそれは突然やってきます。
愛知トヨタ小牧村中店の南に隣接する
愛知トヨタ小牧BPセンター
今回は小牧BPセンターの皆様のご協力のもと
田中の大切な愛車
ポルテが傷を癒す過程をレポートさせていただきます。
およそ2週間の工程です。
凹んだサイドステップをパテを盛ります。
しっかり乾燥させます。
手作業で磨き完全に元の面と同じにします。
この工程を面出しといいます。
必要な部分だけ塗装できるようにマスキングします。
下地塗装をしてから
ボディカラーのクリームベージュ(色番号4V9)で塗装します。
何事もなかったように美しく蘇ります。
次回はドアの塗装、交換です。
お楽しみに。
12月29日から1月4日まで店舗休業日とさせていただきます。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は12月28日更新予定。
またねー
小牧BPセンターは店舗ではありません。
板金塗装のご用命は小牧村中店までお問い合わせください。

プラモデルで楽しむトヨタ車「ソアラ4.0GTリミテッド」【愛知トヨタ小牧村中店】
2023.12.22
プラモデルでトヨタ車を紹介したいと思います。
本日は
トヨタソアラ4.0GTリミテッド(アオシマ)
トヨタ2ドアクーペの頂点に君臨する車
ソアラ。
注目はそのスタイルです。
ポイントは二点。
ボリューム感あるリヤスタイル。
独特のデザイン手法を用いています。
溶かした石膏を袋に入れ
板の上にドスンと落とす。
立体的で量感のあるリヤスタイルは
袋に入れた石膏が作る曲面を元に作られています。
小学生のころ町の図書館で
カーデザインの専門誌を熟読し得た知識です。
ソアラはすごい車なのだと心に刻まれています。
またボンネットのV字型のラインは
ヘッドライトの横でくの字に折れ
ヘッドライトの下を通り
バンパーとフェンダーの分割ラインへつながり
ホイールハウスを超えて
ドアのプレスラインになり
量感のあるリヤまでつながっています。
平面からの発想では得られない
リヤのボリューム感と
芸術的なボディライン。
1UZ-FE 4000cc V8エンジン
1JZ-GTE 2500cc 直6ツインターボエンジン
セルシオとスープラの心臓を持つ
トヨタ最高峰2ドアクーペ
ソアラ
個人的な思い出は
中学時代、教頭先生がこのソアラに乗っていることを知り
心の中で「教頭なかなかやるじゃないか」と生意気なことを思っていました。
車だけが人生だとは思いませんが
どんな車をどう乗りこなすのかは
その方の人となりを示す一面はあるのかなと個人的には感じています。
ソアラは子どもの頃から
プラモデルを何台も作りました。
アオシマとフジミから製品化されています。
これからも作り続けたいお気に入りの車種です。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は12月26日更新
またねー

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